何かを本気で好きになるということ ~Thank You RAMONES

こんばんわ。

最近、よく自分の好きなことについて考える機会があります。こうやってブログを書き出したのもその流れなんですが、そんな中、出会った本を紹介します。

「Thank You RAMONES」

いまやレジェンドとなったパンクバンド、ラモーンズの日本のファンクラブの会長Yuki Kuroyanagiさんの著書。「I Love RAMONES」に次ぐ2作目。とても面白くて、夢中になって読んでしまいました。

<ラモーンズ>

1974年結成。ニューヨークパンクを牽引したバンド。全員ラモーンの姓を名乗っており、ヴィジュアル的にはライダースジャケットと破けたジーンズ、コンバースのスタイルがトレードマーク。音楽的には単純明快でストレート、キャッチーなメロディにダウンストローク一辺倒のギターリフ、リズムは8ビートでスピーディー。1996年に引退。その後、2001年にジョーイ、2002年にディー・ディー、2004年にジョニー、2014年にトミーとオリジナルメンバーが全員死去。

何かを本気で好きになったことはありますか?

本屋をブラッとしていた時の事、帯に書かれたこの言葉が目に入って、思わず手に取りました。なんとその本はラモーンズの本。実はうちの長男の名前はらもん(良門)なんです。はい、その通り、ラモーンズからとった名前です!もちろんラモーンズ大好き。我ながら良い名前だと思っています(笑)何も知らない息子にラモーンズTシャツを着させて、ほくそ笑む父親でございます(笑)

すでにバンドも解散し、オリジナルメンバーは全員死去。ファンクラブが残っているのは日本だけ。でも未だに新しい会員が入会してくるそうです。バンド無き今、ファンクラブを存続させることの意義に葛藤する筆者。ラモーンズを知らない若者にラモーンズは生きていたというリアリティーを伝えること。この本にはラモーンズの残された遺伝子C.J.ラモーンについても書かれています。来日公演時の楽器の盗難事件、フジロック出演時の舞台裏等。

2017年のC.J.ラモーン来日公演のピクチャーチケット

ラモーンズ愛に溢れた本です。

この本にはラモーンズへの熱い愛で溢れています。筆者が側で見てきたメンバーのエピソードなどが愛をもって語られているので、読んでて気持ちいいです。筆者はもちろん、C.J.の想いも。昨年のC.J.の来日公演行きましたが、ほんとラモーンズ愛しているんだなあというのが、ライブから伝わってきました。オリジメルメンバーのディー・ディー・ラモーンの後釜として入った当時はファンに認められず、ひどい扱いされていたようですが、今でもラモーンズのスタイルを継承してラモーンズの曲をやり続けているC.J.には頭が下がります。

自分もその時代その時代に惚れ込んだバンドはありました。少し前だとミッシェル・ガン・エレファントとかブランキー・ジェット・シティー。でもこの本の筆者ほどに一つのバンドを好きになったことはないかもしれないですね。自分は上記の2つのバンドが解散してしまってからはどうも音楽全般に情熱が拡散してしまいました。好きなのはたくさんあるけど何が一番好きと聞かれるとすぐに答えられない自分がいます。筆者の様に本気で好きになれるバンドは今後現れるのでしょうかねー。

これは音楽に限ったことじゃないですが、本気で好きになれる何かがあれば、きっと人生は楽しいものになるに違いない。その情熱からメンバーと文通して、メンバーに信頼されてファンクラブ作って、こうやって本まで出せちゃうですもんね。それはどんなことでもいいし、一つに限らなくてもいいよね。本気で好きになれるものたくさん見付けたいですね!そんなことを思った本でした。

ではまた。