こんばんわ。ヒデです。
最近は定年過ぎても退職せずに再雇用で会社に残って働いている人も結構いるようですね。うちの会社にもアドバイザーという形で週に数日出勤している方がいます。技術職出身の方なので、よく困ったときに相談しに行きますが、やっぱり歳の分だけいろんな経験を踏んでいて、経験と知識に基づいた適格なアドバイスはさすが年の功というところを感じさせます。
というわけで、本日はそんな年の功を感じるRobert Finleyの「Goin’ Platinum!」です。
遅咲き過ぎるブルース・ソウルシンガー
ロバート・フィンリー、この人、2016年になんと63歳でデビューしたソウルシンガーです!大工の仕事の傍らストリートパフォーマンスやゴルペルグループで活動していたところをスカウトされたそうです。こちらのアルバムはThe Black KeysのDan Auerbach(ダン・オーバック)がプロデュースした2017年の2ndアルバムです。
若者には到底出せない、重量級のシブさ。楽曲の作成にはロバート本人とダン・オーバックとの共作やニック・ロウ、パット・マクラフリンなどのソングライターが参加。ポップセンス溢れるソウルミュージックをブルージーでソウフルフルなこの声で歌われると、もうシビれますね!ダン・オーバックいい仕事してますねー。いぶし銀の歌声を最大限生かした最高にイカしたアルバムです。
曲紹介
2曲目、Medicine Woman
グルーヴィーで哀愁のある楽曲にシブ~いブルージーな歌声がたまりません。
5曲目、Honey,Let Me Stay the Night
ファンキーなリズムとギターに女性コーラスとローバートの歌声のコントラストが心地よいポップナンバー。
10曲目、Holy Wine
アルバムのラストを飾るソウルバラード。ファルセットで歌いあげられる感動的な一曲。
私的まとめ
諦めずにコツコツやってきて63歳でデビューというのがすごいですよね。そしてダン・オーバックという凄腕のミュージシャンもほれ込む才能。才能に年齢というのは実はあまり関係ないのかもしれないけど、やはりあの年齢にならないと出せない貫禄を感じる一枚でした。シブさとポップさの絶妙なブレンドが、いぶし銀も磨けば輝くということを体現しているように感じました。
僕も若者に憧れられるようなカッコいい、ジイさんになりたいもんです(笑)
ではまた。